まだら色になった妻

まだら色になった妻

結婚1年目でうつ病になった、気分も肌色もまだらな妻のブログ。たまに学生夫のこと。

洗われたいモヤモヤ、と桜

こんにちは。まだたんです。
今回は、少々トゲのある内容になります。ごめんなさい!

『白斑ができるまで』のお話でもそうですが、私は昔から、悪いこと、悪い言葉に縛られやすいです。うつ病になったこともあり、歳を重ねたことでむしろその傾向が強まったとも言えます。

最近、母と電話をしたとき、今後の話になりました。

私はうつ病になって以降、仕事をしておらず、そろそろ子どもが欲しい歳ということもあって、正規でしっかり働くことには消極的です。せっかく落ち着いてきた抑うつ状態がまたぶり返すのも怖いので、仕事のことは徐々に考えていきたい。

そう、母にも話しています。

ただ、それを知っていても、母の余計なお世話トークは止むことがありません。

「あの資格、どうするの?取るの?」

と、母は、母自身が軽いノリで薦めてきた資格のことを、本気にして聞いてきます。

「いや、子どももそろそろ考えたいし、時間が必要な資格は考えていないよ。」

そう私が答えると、

「えー、子どもできるの?」

と、母。

さすがに、お小言を言わずにはいられませんでした。

「あのね、自分の娘だからまだいいけど。それ、言っちゃいけないからね?」

そう実の娘に言われても、母は「えー、そうなのー?」と、あっけらかん。どうやら少しお酒が入って、酔っていたようですが、それでも言いたい。

言って良いことと、悪いことがあるでしょうが!

最近の母は、ここ数年の環境の変化などで、『白斑ができるまで』にあるような、激しすぎる感情の起伏は、すこーし収まっています。それでも、言ってくることは相変わらずマイペースです。

私がうつ病を発症した当初、抑うつ状態がひどい中、それでも親の前ではできる限り明るく振る舞っていると、

「本当にうつなの?」

と、平気でうつ病患者に聞いてきます。

今の時代、大変便利なネットというものがあるのだから、ぜひ調べてから聞いてきてくれ!

うつ病を患っていたって、笑うことができる人はいます。でも、その笑顔の真相は誰にもわからない。笑顔を作っている本人だって、どうして自分は今笑顔なのかと悩むことだってあります。本当に楽しくて笑えていても、次の瞬間には悲しさやどうしようもない虚しさが降ってくることも。

寄りそえないなら、わからないなら、どの言葉も口にしないでほしい。

確かに不思議に思うことだってあるでしょう。何も聞くなとは思いません。でも、何でも聞いていいわけでもないでしょう?

その病で苦しんでる人が「本当にその病気なの?」だなんて疑われたら、そりゃ辛くもなります。薬が合っていないとかで疑われるなら、また別かもしれないけど。

子どものことも、ほしい気持ちだけではつくれない。私自身の精神状態や、我が家の財政状況、ちょりも学生だし、と考えないといけないことはたくさんあります。

つくってしまえば、どうにかなるかもしない。だけど。でも……

私の母は、予定通りに子ども(私)を授かりました。なので、身体的に、あるいは状況的に、子どもができない人の気持ちはわからないのかもしれません。あとは、実の娘ということで、思ったことをつい口にしてしまうということもあるのでしょう。

いつも相手の顔色を窺って話せ、とは思いません。

だとしたって、マイペースに発言するにもほどがある!

昨日今日はとってもポカポカ陽気で、銀行回りや買い物をしながらぶらぶら歩いていたのですが、ふと母の発言を思い出しては、モヤモヤしていました。

ただ、母のフォローをするなれば、母の実母、すでに亡くなっている私の祖母は、さらに自分のペースで、また思慮のない言葉を使う人でした。そして、母の育った環境も特殊でした。

そう考えると、親の性格や、家庭環境は大切だなと思うと同時に、私自身の性格や、私たち夫婦がこれから作っていくであろう、家庭環境について不安になります。

外出することすら憚られる中、必要な買い物がてら楽しむ、街角の綺麗な桜くらい、もっと澄んだ心で、純粋に楽しみたいものです。

あーもう!


ということで、今年もとっても綺麗に花を咲かせている、桜の写真をいくつかどうぞ。

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曇りがちでしたが、スマホでこんなに綺麗に撮れるなんて、本当に便利な世の中になったものです。

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実は昨日もとても素敵な桜の写真が撮れたのですが、間違って消してしまって。

そのことをちょりに話していたら、今日の買い物に一緒に来てくれました。私が半べそかいてごねてたからだと思うけど。

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それにしても、本当に見事な桜で、時折吹く暖かい風で起こる花吹雪も、全ての意識を私から奪って、このまま私も綺麗な何かになれるような気がしてしまいます。

なれないけどさ。

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買い物がてらふらふらと桜を楽しむのも、桜は不要不急でしょと怒られちゃうかもしれないけど、見て「きれいだねー」と言い合えるだけで気持ちが安らぐ桜は、偉大な存在です。

(これを読んでくださる皆さんにも、「きれいだねー」と言わせてください。)

だから、そんな桜に、勝手な自分の事情でケチをつけてしまいそうな気持ちは、どこかに閉じ込めてしまいたい。



大きくなっても神さまがいて、不思議に夢を叶えてー!

あ、おとなになっても奇蹟はおこるんだった。

桜の木も、魔女の宅急便も、大人になって観るとより素敵。