まだら色になった妻

まだら色になった妻

結婚1年目でうつ病になった、気分も肌色もまだらな妻のブログ。たまに学生夫のこと。

子どもをもちたい女性として働くこと1

こんにちは。まだたんです。

普段から、自分語りの多いこのブログですが、今回は濃いめの自分語りをしようと思います。(いや、普段からかなり濃いめですね。)

ろくすっぽ更新しないくせに、更新すれば舌のことばっかりだったのですが、それも落ち着いてきたので、自分自身の今後のことについてあれこれと考えていることをお話ししていこうと思います。

うつ病』の振り返りも少し入るので、引きずられそうな方は読まない方が良いかもしれません。


夏の終わり

夏の終わりって、私の人生の中では何かとバタバタしがちです。

父が脳梗塞くも膜下出血の併発で倒れたのも、祖父母3人を亡くしたのも夏の終わりでした。夫のちょりが前職を辞めたのも夏の終わり。

今年は私の手術入院、そして、実はそれ以外にも動きがありました。

それは私の退職。

仕事のことはまた今度、ゆっくりお話しできればと思いますが、手術入院を終え、会社の籍から外れ、今はとても晴れやかな気持ちです。


次のこと

その晴れやかな気持ちの中で、次のステップに進むことを決めました。

それは、子どもをもつこと。

今までも、何度か子どもをもとうと前向きに考えることはありましたが、環境や身体がそれを許してはくれない気がして、後ろ倒しにしてきました。

現時点でも、妻の私は『うつ病』を患い、夫は学生。普通は子どものことなんて考えられない、考えてはいけないようにも思います。

ですが、全てがクリーンな状態になるのを待っていてもしょうがない、と最近になって思い始めました。


結婚当初の思い

結婚したのは20代後半。今の初婚年齢の平均よりもちょっとだけ早めでした。

結婚はムードもへったくれもない、打算的な私の考えから話が進みました。自分が子どもを産み育て職場に戻るタイミング、私の両親が病気をしていること、夫の祖父母にひ孫を見せるには、と。

ちょりもその考えに納得してくれて、結婚にいたりました。

でも、そこからが難しかった―。

夫のちょりが仕事を辞めた、私にとってはこのことはさして大きな問題ではありませんでしたが、ちょりにとっては子どもをもつことを躊躇う理由になりました。

そして、私自身も異動が重なり、残業続きで働くことに手一杯。新しい部署で人間関係が構築されない中で、おいそれと妊娠することなんて考えられませんでした。


進めていなかった現実

そんな仕事の忙しさにかまけているうちに、あれよあれよという間に『うつ病』になりました。本当にいきなり、そしてすぐでした。

その後は、通院や必要最低限の買い物のために、ちょりに連れられ外に出て子ども連れを見かけるたびに、「どうしてこうなったの」と思い詰める日々でした。

うつ病』の直接的な理由は決して子どものことではないのですが、頭から仕事のことを切り離した途端、結婚当初に思い描いていたことが叶っていない事実に直面し、愕然としていました。

抑うつ状態がひどいとき、私は、とにかくその場から逃げたい消えたい、嫌な対象や怖い対象から離れたいという気持ちが強くなります。

子どもも、子ども連れも、私には嫌、怖いという対象でした。