まだら色になった妻

まだら色になった妻

結婚1年目でうつ病になった、気分も肌色もまだらな妻のブログ。たまに学生夫のこと。

入院前のPCR検査を控えて

こんにちは。まだたんです。

またもや、全国的に新型コロナウイルスの感染者数が増えてきています。

春先の第一波のときも日々不安を感じて過ごしていましたが、今は私事も重なって、不安だけでなく腹立たしさも日々募らせながら過ごしています。

その腹立たしさ、苛立ちがもう我慢の限界にきてしまい、ここで吐き出していこうと思います。


普段と違う入院準備

口内の白板症(前がん病変)の切除手術を予定している私ですが、その前に、このタイミングだからこそ必要になる入院準備があります。

  • PCR検査
  • CT検査
  • 入院前2週間の外出自粛

入院するにあたって、院内に新型コロナウイルス感染症を広めないための予防措置でも当然ありますが、万一肺炎を起こしていた場合、その状態で全身麻酔を掛けると非常に危険なのだそうです。なので、入院患者本人を守るための検査でもあります。

だから、検査を受けること、その費用を負担することには文句なんてありません。

そりゃ、懐は痛みますが……。

2週間の外出自粛も地元のスーパーすら行かないように、というかなり厳しいものですが、これも致し方なしと思っています。

じゃぁ、何なのか。


苛立ちの対象

全てを一括りにするのは間違いだとわかっています。それでも、わかってもなお、世間の緊張感のなさ、そして想像力のなさに苛立ってしまうんです。

日々人の往来が盛んになっていく街、電車に乗る人も増えて、主要駅の中は避けられないほどに人が溢れています。

そこに加えて「Go Toトラベル」なんてキャンペーン……。

政治批判をここでしたいとは思いません。何かの色に染まるのも嫌いです。そういった事業に助けられている方々だっているはずで、絶対にするななんて大きい口では言えません。

でも、感染がどう見ても拡大してしまっているのに、本当にこれでいいのかと思ってしまいます。

死者や重症者が少ないからと、逆に出るのを今か今かと待っているような発言も、本当にどうなんだろう、と。だって、その死者や重症者は、もしからしたら自分の大切な人かもしれないじゃない。

資本主義の世の中で、生きていくために経済を回すことは大切なんだろう。けれど、だからって、そこへのテコ入れが今必要なことなのか……。


続く、あーだこーだ

もう、人の道徳心や自己防衛だけでどうにかなる段階ではないように思っています。

PCR検査を受けるための移動ですら、怖いです。もちろん誰も大きな声で話す人なんていないけれど、これだけ広がっているんだから、公共交通機関での感染だって否定はできないはずです。

車を所有していない私のために両親が車を出すと言ってくれても、両親も働いていて、いつどこで感染しているかわからない状況で、安易に頼れません。

一緒に暮らす夫も、仕事で毎日何十人と接触しています。

自分が感染するのも時間の問題だと思っています。

感染すれば、手術だって延期。その上、もし症状が悪化すれば、それどころじゃなくなっちゃう。日々がん化してしまうかもしれないという不安と向き合いながら生活するなんて、もう耐えられない。

子どもが欲しかった気持ちも押し殺して、それでも、子ども連れを見る度に嫌な気持ちになる自分にもいい加減うんざりです。

この時期に白板症になってしまったのは、私自身の問題で、誰のせいでもありません。だから、ここでの発言は多角的に物事が見れなくなっている私のただのわがままで、私見中の私見です。この状況でなければ、こんな発言をすることも、思うこと自体なかったかもしれません。

それでも、今の私にはどうしようもなく辛い。

そして、私にとっては不都合な世間の流れが、どうにも憎らしくてならないのです。

新型コロナウイルスの感染における数値や、お金の流れは確かに目に見えるからわかりやすい。けれど、わかりやすい数値だけを頼りに、今だけを優先すればするほど、それは後の何かを前借りしているだけなんじゃないか、そんな風に思えてしまいます。




こんなグダグダ書いたことが、アホらしく思えるような安定した世の中が来てほしいものですが、新型コロナウイルスだけどうにかなればあとは良いかっていうと、そんなこともないんですよね。

感染症がなくても世の中どこも問題山積で、明日や未来にただただ希望だけを感じて生きることって本当に難しいなと思っています。